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2/15に日経平均が3万円を超え、1990年8月以来の30年6か月ぶりと浮かれムードでした。

その後の2/26に前日比1202円安となりました。

これは2/5以来の低水準です

米国の長期金利の上昇(債券価格の下落)が理由とされています。


日本株・日経平均が30年かけて元に戻ってきたとの発言もありますが、30年かけて戻ったというのはどうかと思います。

というのも、日経平均は日銀が買い支えているのでこの価格だからです。


最近上がっていたのはコロナ禍での米国の規制緩和で米国株が上がったことに連動して、日経平均も上がっていただけです。

そして、米国長期金利が上がったことで、米国株が株安になり連動して日本株の価格が下落したのです。


日銀が買い支えている日本株の本当の価値はもはやよく分かりません。プロでもよく分からないのではないでしょうか?

外国ヘッジファンドの空売り場と化すこともある様です。


そんな日本株・日本の指標(インデックス投信)は長期の積立投資は向きません。不安材料が多すぎます。

素人でも市場に長期にに居座れば勝てる可能性が高いインデックス投信ですが、長期的に市場が成長していくことが前提です。

日本市場は日銀が介入しているので本来の数字が分かりません。ちゃんと成長しているのかどうか正確な状態が掴めないです。

また、日銀が買い支えることをやめる可能性もなくはないですしね。



著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏も素人の個人投資家にはインデックス投信の積み立てを勧めていますが、日本のインデックス投信に積み立てるのはやめたほうが良さそうです。


どこの国の指標ならいいかといえば、やはり長期的に成長し続けているアメリカのインデックス投信がおすすめです。

アメリカだけに投資するのが嫌な場合は、EUや全世界インデックスと呼ばれるものもあります。


投資用語に自国バイアス(ホームアセットバイアス)というものがあり、自分の国の金融商品に投資対象が偏ることを言います。

知っている会社や自国を応援したくて投資したい気持ちは誰でもありますよね。


でも、日本市場は実態がよく分からないので自分の大切な財産を守るためにも長期投資をしない方がいいでしょう。

私は日本株は上手な人が中期・短期でやるもの位に思っています。


つみたてNISAやiDeCoで老後の資金を作るなら、S&P500やVTIなどの米国インデックス投信がおすすめです。

楽天証券やSBI証券などのネット証券なら手数料も安くて、手軽に始められるのでおすすめです。

あなたが素人なら、楽天証券の楽天VTIやeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などに20年以上の長期間積み立てていくのが(ドルコスト平均法)最も負けにくい投資方法でしょう。

このやり方なら株価の乱高下に慌てることも少なくなり、本業や生活に悪影響を与えることも殆どありません。



彩矢(あや)顔
私も楽天VTIをつみたてNISAでコツコツ積み立ててます