1年9ヶ月くらい前(2019年の7月)70代の母につみたてNISAの口座開設をしてあげました。
つみたてNISAの銘柄は楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)))です。
毎月1万円の積立投資です。バイ・アンド・ホールドで基本的に買ったら必要なときまで売りません。
なぜつみたてNISA口座を開設したかといえば、母が毎月1万円ゆうちょ銀行(通常貯金・金利0.001%)に貯金しているというので、それならつみたてNISAをする方がいいと思ったからです。
※この1万円は余剰資金です。
今日の時点で47939円の含み益になっています。
先日アメリカの長期金利が上がる前は含み益は5万円を超えていました。
つみたてNISA(楽天VTI)
積立額200,000円→247,939円(+47,939円)
利回り:約13.96%(2019/07~2021/03)
ゆうちょに毎月1万貯金
積立額200,000円→200,002円(+2円)
利回り:0.001%
(母は通常貯金に入金していたので利回りは0.001%)
利回り:約13.96%(2019/07~2021/03)
ゆうちょに毎月1万貯金
積立額200,000円→200,002円(+2円)
利回り:0.001%
(母は通常貯金に入金していたので利回りは0.001%)
その差は47,937円となります。(利回りは13960倍)
もしゆうちょに貯金してたら約5万円も損しているところです。買って寝てるだけなのににの差は大きいですよ!
日本はマイナス金利なので毎月1万円の貯金をしても全く増えません。また、インフレでもお金の価値は減っていきます。社会保障費の上昇と増税もあり厳しいですよね。
例えば、アメリカのメジャーなインデックスS&P500連動型投信なら、利回りは年平均で4~6%位です。もちろんこれより値下がりする年もあります。
例えばS&P500の利回りが4%だったとしても日本の普通預金の4000倍の利回りになります。
※S&P500はアップルやマイクロソフトなどの米国のメジャーな株が入ったインデックス(指標)です。企業は成績によって入れ替わります。
母の銘柄である楽天VTIは、S&P500に米国の中小企業株が入ったようなインデックス投信で、値動きはS&P500ととても似ています。
母はバブル時代に日本株をやっていて多少は儲けたみたいですが、その後大幅下落、古漬けになった株をいまだに保有しています。
そのため金融商品にネガティブなイメージがあり、私がその手の話をすると「そんなに上手くいかない」とせせら笑います。
しかし、つみたてNISA口座開設の時はすんなり「やりたい」といったのでちょっと驚きました。
多分ですが、毎日の株価のチェックや出口戦略がいらず、毎月入金する定期預金みたいなイメージを持てたからじゃないでしょうか。
確かに、このやり方なら70代のお年寄りにも無理なくできるし簡単です。
利益は再投資する設定ので複利でどんどん増えます。
このやり方で最も注意しなければならない点は、どの銘柄に投資するかです。一度決めたら再投資しながらずっと投資し続けるので当然ですね。ここを失敗すると大損することもあるので注意しましょう。
つみたてNISAの口座は私も使っている楽天証券にしました。楽天のネームバリューなら母も知っているのでネット証券が初めてでも安心だったようです。
楽天証券だけでなく同時に楽天銀行にも口座開設しました。
楽天銀行にはお金を入れておくだけで楽天証券で自動的に購入ができる、マネーブリッジという便利な仕組みがあるからです。
お金の入金は近所のローソンATMからします。他の銀行は入金は無料なことが多いのに楽天銀行は何故か入金にも手数料がかかるので手数料が無料になる3万円をまとめて入金しています。
母はコンビニATMの使い方も分からなかったのではじめに教えました。
自動返信メールの仕組みも知らないので、すぐメールが来るのが凄いと毎回言ってます。
そんなおばあちゃんでも、他の家族が手伝って一度設定すれば簡単につみたてNISAで資産を増やせるので、非課税のつみたてNISA、手数料の安いネット証券を使わない手はないと思います。
すぐ使わない余剰資金があるならコツコツ出来る、つみたてNISAがおすすめです。
記事中で紹介した楽天証券のつみたてNISAの銘柄
母の銘柄 楽天VTIは、
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
S&P500指標なら、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
で検索すると出てきます。
